私が初めて自分が高血圧であることを知ったのは確か28歳くらいの時でした。

風邪か何かの病気でかかった医院で高血圧が発覚したのです。私は自営業者で、まだ年齢も若いと思っていたため、それまで健康診断すら受けていなかったのです。

その時、医者に告げられた血圧は、確か最高血圧が150mmHg程度。最低血圧は覚えていないがとにかく高いといわれた記憶があります。

しかし、痛くも痒くもなかったため、そのまま放置。

 

 

35歳の時に、再び何らかの病気で通院した際に、高血圧を指摘されました。

最高血圧も最低血圧も非常に高い。

上が180mmHg程度。下も100mmHgを超えていると。

 

 

「今すぐに投薬治療が必要」と宣告されました。

 

 

そこで、ようやく私は重い腰を上げて言われるがままに降圧薬を飲み始めるようになったのです。

最初から3種類もの薬を飲むことになりました。

そして、毎日血圧を測り、ノートに記録するように指示されました。

 

しぶしぶ血圧を測り、ノートに記録し、そして薬を飲む。

そんな毎日が始まりました。

 

降圧薬を飲み始めると、すぐに血圧はさがり、いわゆる正常値の範囲内に収まるようになりました。

 

「毎日薬を飲むのは面倒だが、まぁどおってことないな・・・」

 

当時の私はこの程度の低い意識でいました。

 

 

 

高血圧が発覚してから降圧薬を飲み始めるまで、約7年間も放置

発覚前からも血圧は高かったはず。

つまり、すくなくとも7年以上もの間、私の血圧は基準値を大きく上回る状態が続いていたのです。

この間、どれほど血管が痛めつけられていたことか・・・・・

 

無知」って、本当に怖いことですよね。