原発性アルドステロン症は腺腫が原因で片方の副腎からアルドステロンが過剰に分泌される一側性のものと、過形成が原因で両方の副腎からアルドステロンが過剰に分泌される両側性のものがあります。一側性であれば手術によって腺腫を除去することで完治しますが、両側性の場合は薬物治療の継続が必要となります。
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③血圧測定~中等症(Ⅱ)以上の高血圧であれば原発性アルドステロン症の疑いが強い
血圧測定で中等症以上(上が160以上、下が100以上)であれば原発性アルドステロン症の発生頻度が高い。
⑤血漿アルドステロン濃度( PAC)、血漿レニン活性(PRA)は測定条件により変化する!
「原発性アルドステロン症のスクリーニング検査」でお話ししましたように、原発性アルドステロン症のスクリーニング検査(ふるい分け検査)として血液を採取し、血漿アルドステロン濃度( PAC)と血漿レニン活性(PR・・・
②原発性アルドステロン症の外科的治療(手術)
原発性アルドステロン症の外科的治療には開腹手術と腹腔鏡下手術がある。腹腔鏡下手術の方が、傷口が小さくて済み、術後の回復が早いというメリットがあるので、腺腫が大きいといったような場合を除いて腹腔鏡下手術を選択するのが通常。
脳卒中とは?脳出血・くも膜下出血・脳梗塞の意味、症状、原因を知ろう!
脳卒中とは脳の血管障害の総称であり、脳出血・くも膜下出血・脳梗塞といった種類があります。どれも命にかかわる重大な病気であり、主たる危険因子は高血圧です。
副腎とその分泌するホルモンの役割
「副腎」は腎臓の付属物ではない? 副腎は左右の腎臓の上にちょこんと乗っかっているようにして存在する臓器です。 かつては腎臓の付属物と考えられていました。 そのため「副腎」という名前が付けられた・・・