原発性アルドステロン症であれば低カリウム血症を当然に引き起こすと考えられてきたが、近年では正常カリウムでありながら原発性アルドステロン症である患者が多いことが分かってきた。
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⑤血漿アルドステロン濃度( PAC)、血漿レニン活性(PRA)は測定条件により変化する!
「原発性アルドステロン症のスクリーニング検査」でお話ししましたように、原発性アルドステロン症のスクリーニング検査(ふるい分け検査)として血液を採取し、血漿アルドステロン濃度( PAC)と血漿レニン活性(PR・・・
⑥「ARR200以上」のカットオフ値は絶対視できない
ARRのカットオフ値は絶対的なものではない。微妙な数値が出た場合、医師の考え方次第で要請になったり陰性になったりする。しかし、最終的な決断は患者自身がすべき。