アルドステロン産生腺腫が原因の原発性アルドステロン症の治療は腺腫を切除する手術がベストです。合併症を含めて完治が期待できます。しかし、薬物治療でも健康を維持することはできます。一方、過形成による特発性アルドステロン症の場合は手術はできないので必然的に薬物治療となります。
「アルドステロン症の治療方法」の記事一覧
②原発性アルドステロン症の外科的治療(手術)
原発性アルドステロン症の外科的治療には開腹手術と腹腔鏡下手術がある。腹腔鏡下手術の方が、傷口が小さくて済み、術後の回復が早いというメリットがあるので、腺腫が大きいといったような場合を除いて腹腔鏡下手術を選択するのが通常。
③原発性アルドステロン症の薬物治療(アルダクトンA・セララ)と副作用
原発性アルドステロン症は薬物でも治療できる。ただし薬には副作用がつきもの。しかも一生飲み続けなければならない。手術にするか薬物治療にするか、そして薬物治療を選択した場合、薬はどの種類にするか。十分に情報を入手したうえで慎重に判断しましょう。