「2016年」の記事一覧

降圧剤の種類(類型)

降圧剤

  降圧剤にも様々な種類がありますが、大きく分けると以下のような類型になります。   血管を広げて血圧を下げる薬   カルシウム拮抗薬   レニン・アンジオテンシン系抑制薬      アンジオテンシン・・・

カルシウム拮抗薬の作用・副作用

降圧剤

   作用  血管収縮の抑制  適応  高齢者、狭心症、心筋梗塞後、脳卒中後、腎臓病、高脂血症、糖尿病  効果  降圧、動脈硬化の進行の抑制、脳・腎臓などの血流改善、認知症の進行の遅延  要注意の病気  心不全・・・

α遮断薬の作用・副作用

降圧剤

   作用  末梢血管の拡張  適応  早朝高血圧、ストレスによる高血圧  効果  降圧、糖・脂質代謝の改善、前立腺肥大症の排尿症状改善  要注意の病気  起立性低血圧  副作用  立ちくらみ、めまい  代表的・・・

利尿薬の作用・副作用

降圧剤

   作用  余分な塩分、水分の排泄  適応  高齢者、塩分感受性が高い人  効果  降圧、尿の増加、むくみの減少  要注意の病気  高尿酸血症、痛風、糖尿病、高脂血症  副作用 共通の副作用→尿酸、糖、脂質代・・・

β遮断薬の作用・副作用

降圧剤

   作用  心拍出量の減少  適応  若年者、心肥大、心不全、頻脈、狭心症、心筋梗塞後  効果  降圧、虚血性心疾患予防  要注意の病気  不整脈の一部、気管支喘息、冠攣縮性狭心症(かんれんしゅくせいきょうし・・・

降圧剤の選び方・併用ルール

降圧剤

  1種類の降圧剤で足りるのは高血圧患者のわずか3分の1   高血圧であることが判明し、降圧薬での治療を行うことが決まったら、とりあえずは1種類の降圧薬の服用から始まるのが一般的です(そして、カルシウ・・・

②アルドステロン症の種類~腺腫による一側性と過形成による両側性

原発性アルドステロン症の症状とその理解

原発性アルドステロン症は腺腫が原因で片方の副腎からアルドステロンが過剰に分泌される一側性のものと、過形成が原因で両方の副腎からアルドステロンが過剰に分泌される両側性のものがあります。一側性であれば手術によって腺腫を除去することで完治しますが、両側性の場合は薬物治療の継続が必要となります。

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