スクリーニング検査で陽性という判定がなされた場合、次のステップとして機能確認検査を実施します。
機能確認検査とは、アルドステロンの分泌が病的なものかどうかを確認するための検査です。
具体的には、レニン活性を促進させる負荷などをかけることでアルドステロンの分泌量を測定します。
その結果を見て、アルドステロンの分泌が正常か異常かを判断するのです。
この機能確認検査には3種類あります。
①カプトプリル負荷試験、②生理食塩水負荷試験、③フロセミド立位試験です。
①カプトプリル負荷試験は比較的簡単な検査なので外来で実施する病院が多いようです。
一方、②生理食塩水負荷試験、③フロセミド立位試験は入院で実施する病院が多いようです。
なお、気になる料金ですが、病院によって異なるようですが、
大体どの検査も4~5千円程度のようです(入院費用、食事代等は別)
それぞれの検査の詳しい内容については以下のページでお伝えします。
「カプトプリル負荷試験の原理・実施方法・副作用」
「フロセミド立位試験の原理・実施方法・副作用」
「生理食塩水負荷試験の原理・実施方法・副作用」
なお、スクリーニング陽性の患者に対しては通常、上記3種類の機能確認検査全てを実施しますが、病院によっては一部の検査しか実施しないところもあるようです。